院長インタビュー

院長インタビュー

三鷹のホームドクターとして、患者さん一人ひとりに信頼していただける医院を目指して

患者さんにきめ細かい心配りをし、全般的な治療を提供する

キッズコーナー

当初は現在の診療所の隣で開院していたと聞いています。現在の診療所で大きく拡張して、患者さんに提供できる診療が変わりましたか?

今までは診療スペースが小さく、ユニット間の距離が近かったため、患者さんのプライバシーを考慮して医院を拡張しました。現在、1階には個室のユニットが3台、2階にはパーテーションでしっかりと区切られたユニットが3台あります。ですから、患者さんのプライバシーはかなり守られていると思います。
また、キッズコーナーを設けたことで、お子さんが退屈せずに治療を待つことができるようになりました。

ファミリールーム

提供しやすくなった診療科目はございますか?

個室のユニットにはそれぞれコンセプトを設けており、エステティックルーム、ファミリールーム、オペ室がございます。ファミリールームを予約して来院されるご家族の方もいらっしゃいますし、審美治療やホワイトニングはエステティックルームで、インプラントのオペは設備が整っているオペ室で行っています。以前の小さな診療所ではどの治療でも空いたユニットで行っていましたが、現在の診療所ではプライバシーを守るだけでなく、治療内容の充実度が上がったと思います。それに付随して、各ルームのインテリアや機器類などの雰囲気で、こちらからご説明する前に患者さんが受けられる治療を何となく理解されたり、ファミリールームで保護者の方が安心して治療を受けられたりしています。空間がもたらすものは我々の言葉以上に大きいのではないかと思います。

三鷹台で開業した当初に比べ現在の患者さんのニーズは変わりましたか?

基本的には患者さんのニーズに変化はありません。ただ、医院周辺の地域環境は大きく変わりました。開業当初は近くに団地があるものの、ほとんど人が住んでおらず、商店街では多くのお店のシャッターが閉まっている状況でした。現在はすぐ近くにスーパーのサミットができ、次々と新しいマンションが建った影響で、患者さんの層も若干変わったような気がします。集合住宅にお住まいの方だけでなく、この地域に多くいらっしゃる地主さんにも来ていただいています。患者さんのことを充分理解し、何かあったらすぐに対応する、この地域のホームドクターとして日々診療し続けたいと思います。

地域で一番のファミリーデンティストと聞いておりますが、地域に溶け込み患者さんに支持されるために特別に行っていることはございますか?

曜日や時間帯によって違いはありますが、お母さんとお子さん、ご年配の方々など幅広い年齢層の方々に来ていただいています。当院のスタッフは、私が「この場合はこうして」などの指示をしなくても、患者さんの状態に応じた対応をしています。
例えば、赤ちゃんがぐずっていそうならばすぐにオムツを持ってきて用意したベビーベッドに寝かせてあげる、ご年配の方には付き添って首にクッションを入れて差し上げたり、介助をしたりするなど、スタッフが自発的にごく自然にやってくれています。このような感じでお子さんとのコミュニケーションが待合室のときからできているので、お母さんが治療を受けている時でも、安心して治療を受けられる雰囲気ができています。これらのことが幼稚園や小学校でお母さん同士の口コミで自然と広がって、来院される方もいらっしゃいます。患者さん一人ひとりにきめ細かく心配りをすることは重要ですからね。スタッフには本当に感謝しています。

患者さんの悩みを読み取り、快適な無痛治療を提供する

患者さんの主たる年齢と診療科目は何ですか?

患者層に偏りはなく、あらゆる年齢層の方が来院されています。遠方から来院される患者さんに何かに特化した治療を提供するというよりは、地域の方に予防やむし歯、歯周病、インプラントなどの全般的な治療を提供しています。

カウンセリングを重視する板谷院長

患者さんのライフステージ(年齢・立場・職業)に合わせた治療・予防をそのように実践していますか?

患者さんの性格やお口の中の環境は一人ひとり全く異なるので、多種多様な対応が求められます。当院では、患者さんが今まで他の医院でどのような治療を受けられて当院に来られたかという過程をしっかりとお聞きし、それを治療の進め方の参考にします。多くの方が説明不足による治療に対する不安や不信感、さらには痛い思いをされたなどの理由を挙げられます。患者さんが何に悩みを持っていて、何を期待しているかを読み取る能力が求められます。そのような方々が無痛治療に力を入れている口コミなどを耳にして当院にいらっしゃいます。

当院には様々な設備がそろっています。

歯科も全身との兼ね合いを要求される時代になりましたが、基礎疾患(高血圧症・高脂血症・糖尿病等)を抱えている患者さんの治療において、どのような点に配慮していますか?

当院には血圧や脈拍をはかる機械や生体モニター、緊急時のための酸素ボンベ、AED、救急の薬剤などの基本的な設備が整っています。我々としては、そのような緊急の事態を未然に防ぐため、徹底して問診に力を入れています。また、万が一事故が起こった場合の救急マニュアルがあるので、定期的に訓練を行い、緊急時の各自の役割を確認しています。

患者さんの立場に立ったご説明をし、安全なインプラント治療を提供する

安全な治療を提供します。

院長先生は国際インプラント学会認定医であり、インプラントを専門とされておりますが、興味を持たれたきっかけを教えて下さい。インプラントと入れ歯の患者さんへの提案の基準を教えてください。

20年前から入れ歯治療の限界、入れ歯を使うことの功罪を考えるようになっていました。入れ歯のクラスプを健康な歯にかけて安定させると、健康な歯がだんだんとダメになってしまうケースを実際の臨床の現場で多く見てきました。これを防ぐ治療法として、インプラントはこれからの主流になるだろうと思っていました。ちょうどその時に東京医科歯科大にインプラント治療部ができたので、できた翌年から専攻生としてしばらく通っていました。学ぶ機会を得たことでよりインプラントへの理解も深まり、インプラントを自分の治療のメインにしていこうと決めました。ただ、当院はインプラントに特化した治療を行うのではなく、全般的な治療を行う中でのインプラント治療であって、この地域に根ざした医院を目指しています。

インプラント治療をする板谷院長とDr.原田

インプラントと入れ歯の患者さんへの提案の基準を教えてください。

歯科医学的にはこのケースはインプラント治療が適正だと思うことが多々あります。ですが、実際は大きなハードルとして患者さんの経済的なご事情があります。それがクリアされ、インプラント治療がもたらす長期的な恩恵を充分にご理解いただいたうえで、治療をしています。
ほとんどの治療において考えられる選択肢は一通りご説明しているので、我々の意図だけで治療を進めることはありません。当然、保険診療と自費診療の選択もできますし、経過観察をご提案することもあります。患者さんとお話していると、「この方は今は積極的に治療をしたいと思っていないな」とか「この方は治療費の問題がなければインプラントをやりたいだろうな」など、感じられるようになります。ですから、まずは選択肢をご説明して、「今はやらなくても行く行くはやりませんか」というご提案をする場合もあります。ただ、どんな治療を行うにしても患者さんの安全性がきちんと守られるかどうかという点には最大限の注意を払っています。その診断にとってCTは必要ですから、無料で撮っています。インプラントに適応しない方には入れ歯をおすすめしますし、増骨処置が必要な場合にはプラスアルファの治療から入ります。当院は患者さんの立場に立ったご説明を心がけています。

各々の力を最大限に発揮するチーム医療

いたや歯科スタッフ一同

貴院には各分野の専門医、歯科衛生士が在籍していますが、院内でのチーム医療はどのようにされていますか?

当院には大学病院で長く勤めていた先生や充分に専門分野を研究をしていた先生が在籍しています。各ドクターが自分のスキルのキャパシティがあるので、ほかの先生と連携することでそれ以上のことができると思います。お互いがお互いを補って仕事ができる人材が在籍していることは当院の1つの強みだと思っています。
また、当院の衛生士は全員10年以上のキャリアがあり、ホワイトニングやPMTCのスキルも高く、特殊なケアが必要な在宅の治療もできるため、質の高い衛生業務を行えていると思います。ドクターより衛生士さんに本音をおっしゃる患者さんが多いんですね。そのような方々に対し、キャリアを積んでいる当院の衛生士はドクターと同レベル程度のカウンセリングができると思います。

他科との診診連携は行っていますか?

杏林大学の付属病院や武蔵野日本赤十字病院、近隣の内科の診療所の先生方とコミュニケーションを取って、情報共有をして連携を取っています。特に在宅での治療では患者さんの他科での医療情報が重要になるので、診診連携は欠かせません。

万全な設備で訪問診療

訪問歯科を積極的に展開なさっていますが、その意義とやりがいを教えてください。

私は介護認定委員を三鷹市から委託されてやっていまして、その時から在宅で内科だけでなく歯科で困っている方が大勢いらっしゃることを認識しました。ですが、三鷹市の歯科医師会は訪問歯科にあまり積極的に取り組みをしていなかったんですね。それならば、自分が使命を持ってやってみようと考え、訪問歯科を始めました。そして、外来以外にも訪問のチームを吸うチーム結成して、機械設備も何セットか揃え、老人ホームにご挨拶に行きました。
今、歯科医師会では訪問歯科の委員長を務めさせていただいています。色々な介護施設や三鷹市から年に数回、講演を依頼されています。各地に出向き、口腔ケアを中心とした啓蒙活動を行っています。このような活動はあまり医院事業の採算という観点からはあまり良くないかもしれませんが、三鷹市における当院の役割の一つとして重要なことだと思います。

定期的なメンテナンスで患者さんの全身の健康を守る

安心して治療を受けていただけるよう努めています。

患者さんとのコミュニケーションで心がけていることは何ですか?

患者さんが何に困っているかという部分に寄り添わないといけないんですね。「当院に来て良かったな。継続して来たいな。」と思っていただくためには、一人のドクターや衛生士ではできることが限られているんですね。ですから、受付や助手も含めて、患者さんが医院に入った時から、歯科に対する怖い気持ちや不安から解放されるような雰囲気作りを心がけています。
歯科もサービス業的な要素が求められるので、一つひとつの言葉遣いや所作が大事だと思います。

貴院には約40名のスタッフが在籍していますが、採用や教育、マネージメントで注意していることはございますか?

当院のスタッフには学生のアルバイトの方がいないんですね。ご家庭を持っている、子育ての経験がある、家でご年配の方を介護しているなどの経験がある方を採用するようにしています。そのような経験が仕事に活かされると考えていますから。現在は、40、50代の方が多く勤務なさっています。

メンテナンスの時にC(虫歯)とP(歯周病)以外にチェックしていることはございますか?

噛み合わせや筋肉のバランスをチェックしています。その際、お口も一つの臓器ですので、全身との関わりを意識して診ています。そうすることで、患者さんがお口のコンディション=健康と結び付けていただき、それはモチベーションにもつながるので、トータルなケアを意識することは重要だと思います。

一緒にお口の中をキレイにしましょう。

患者さんにメンテナンスを継続的に行ってもらうために、どのような工夫をしていますか?

メンテナンスは惰性化しがちですので、習慣化するように気をつけています。当院では継続して行っているポケット検査の数値をお伝えするだけでなく、ホームデンティストとして患者さんのプロフィールや家庭環境を把握し、お互いに充分に認識し合うことを大事にしています。患者さんの生活の向上につながるご提案をすることが必要だと思っています。

消毒、滅菌で設備費用を投下しているもの、もしくは気をつけていることを教えて下さい。

基本的なことですが、器具は患者さんごとに取り替え、オートクレーブを使用して滅菌しています。オートクレーブに入れられない器具は別の方法で消毒滅菌しています。また、消毒液は数種類あり状況により使い分けています。患者さんの目の前で滅菌バックから器具を取り出し、多くのものが使い捨てであることをお伝えすることで、患者さんに当院の滅菌体制に安心感を持っていただくことが大事です。これは助手の大きな役割ですので、常に心がけてもらっています。

「いたや歯科に来て良かった」と言っていただけるために

休日は家族との時間を大切にしています。

休みの日は何をされていますか。

家族との時間がほとんどですね。キャンプや旅行など、アウトドアで遊ぶことが多いですね。
また、中学生の娘の全科目の家庭教師をしています。

子供の頃の歯科体験で現在、臨床に活かしていることはございますか?

子どもの頃通っていた歯医者さんが凄く痛い治療をしていたので、反面教師として私はなるべく患者さんが痛くない治療を心がけています。

歯科大での学びや勤務医時代の経験で、現在の臨床に活かしていることはございますか?

勤務医時代に勤めていた医院が、今のいたや歯科の立地環境や医院のスタイルのベースになっていると思います。決して駅から近いわけではないのですが、コツコツと地域の皆さんの治療をやっていらっしゃる先生のもとで働いていました。ですから、場所を選ばなければ医院経営は成り立たないという不安はなく、どのような場所で開業しても地域の皆さん一人ひとりと向き合い、信頼していただくことが大事だという考えは開業当初から変わっていません。

一般学部を卒業して資生堂に勤務なさってから、歯科医になろうと思ったのはなぜですか?

資生堂に入社した当初から美容や健康に強い関心がありました。実際に営業の仕事をやっていくうちに、より直接的に美と健康に関わりたいと思うようになりました。元々、手先が器用だったこともあり、高校の先生に編入学の推薦状を書いていただき、歯科医師になりました。

「いたや歯科に来て良かった」と言っていただける喜び

臨床現場で喜びを感じるのは、どのような時ですか?

どこの歯科に行っても口も開けられないし泣いてしまうお子さんに、お子さん目線で接し、楽しみながら治療を受けていただいた時ですね。私自身がその喜びを体感するのはもちろん、その様子を見たお母さんに「いたや歯科に来て良かった」と言っていただけるのはとても嬉しいですね。また、大人の方でも「ホームページに載っている当院の無痛治療を信じて来て良かった」と喜んでいただいた時は、歯科医師冥利に尽きますね。

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